日本郵政を装う迷惑メール!ランサムウェア(身代金要求型ウィルス)の脅威と対策

近年、爆発的に被害が拡大している新型ウィルス「ランサムウェア」をご存知でしょうか?

2016年2月頃から、日本郵政ヤマト運輸を装った迷惑メールが大量に拡散し、添付ファイルを開いてしまったPCが次々とウィルス被害に遭っていました。

私の勤め先とお取引頂いている企業様でも被害の報告が相次ぎ、以前からセキュリティ機器を販売している私たちの話題はこの件で持ち切りでした。

 

そんなランサムウェアが、最近ではスマホにも猛威を奮っているというからいよいよ他人事ではなくなってきました。最低限の知識を身に付けて被害に備えましょう。

 

[voice icon=”https://r-usachan.com/wp-content/uploads/2017/01/14816477_73881123_117large-1.jpg” name=”りょう” type=”l”]2016年12月11日にはミヤネさんのニュース番組「Mr.サンデー」でも特集されていましたね。[/voice]

[kanren postid=”541″]

目次

ランサムウェアとは?

悪質なウィルスソフトの一種で、感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化することによって使用不能にした後、元に戻すのと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラムのことです。「身代金要求型不正プログラム」とも呼ばれています。

 

感染経路は?

①スパムメール

メール本文中のURLにアクセスしたり、添付ファイルを開くことで感染します。メールの内容は、請求書の確認を促すような文面でzipファイルが添付されていたりと、つい騙されてしまいそうな巧妙なものが出回っています。

[aside type=”normal”]2016年2月19日の読売新聞では「日本郵政の偽メール急増…連日400件以上報告」と報じられていました。[/aside]

②Webサイトからの感染

正規のWebサイトが改ざんされていたり、細工された不正広告を閲覧することで感染します。また、フリーソフト等をダウンロードして開くことで意図せずマルウェアに感染するケースもあります。

 

被害や影響は?

ランサムウェアに感染すると、暗号化したファイルを人質に取って身代金を要求されます。

[aside type=”warning”]要求通りに金銭を支払っても、ファイルが元通りになる保証はありません。[/aside]

企業の場合…

  • 業務停止・不能になる
  • データリストア作業が必要になる
  • 金銭被害(支払った場合や、PCの買替え費用など)
  • 社会的信用の失墜⇒取引停止になるケースもある

といった影響も出てきます。

感染を防ぐには?

  1. 不審なメールやファイルを開かない。
  2. 怪しいサイトにアクセスしない。
  3. OSやセキュリティソフトを常に最新にする。
  4. 定期的にバックアップを取っておく。

補足

個人事業主、中小企業においてはUTMや、UTM内蔵ストレージ(サーバー)を導入される会社が急増しています。

私の勤務先でも5社ほど取り扱いがありますが、メーカー・機種によって性能にだいぶ差があるので、ご検討されている方はご相談ください。

ここには書けない本音でアドバイスします。

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この記事を書いた人

妻と2人で在宅フリーランス(SNSマーケティング・ECサイト運営 等)をしている、元・通信キャリアの営業マン。法人営業歴10年。いつでも新しいことに挑戦したいお年頃。

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