キングコングの西野 亮廣(にしの あきひろ)さんが昨年、制作に4年半かけて完成した絵本「えんとつ町のプペル」を発表し、3ヶ月で23万部突破の大ヒットを記録しています。
そんな西野さんが今朝、自身のブログで「えんとつ町のプペル」を全ページ無料で公開することを発表し、話題を集めています。(「えんとつ町のプペル」全ページ無料公開のリンクはページ下部にあります)
西野 亮廣(にしの あきひろ)とは?
バラエティ番組「はねるのトびら」で一世を風靡したお笑い芸人「キングコング」のツッコミ担当で、芸人活動をする傍ら、絵本作家として活躍されています。
昨年10月には人気バラエティ番組「アメトーーク」の企画で、「スゴイんだぞ!西野さん」というタイトルで特集されていました。
絵本が正方形である理由
西野さんといえば炎上商法を得意とし、以前から話題に事欠かない人物ですが、私個人としてはブランディングやマーケティングに長けている人物の一人として一目置いています。
通常の絵本が長方形で作られているのに対し、今回話題となっている「えんとつ町のプペル」が正方形であることに気付いた人はどれだけいるでしょうか?
これには時代に合わせた戦略的な理由が秘められているそうです。
にしのあきひろ作品が「正方形」のワケ
絵の広がりや奥行きを出すのに適しているという理由から、絵本は基本的に長方形。だが西野さんは、読者がインスタグラム用に撮影するときのことを想定して、絵がきれいに写るかたちにこだわり正方形で絵本をつくる。これも”拡散”のコツ
出典:「Discover Japan 2017年2月号」
なるほど、今回の”全ページ無料公開”もそうですが、西野さんは「より多くの人に知ってもらうこと」を意識した情報戦略のプロフェッショナルですね。
まとめ
インターネットの影響で時代の移り変わりは早まる一方ですが、世の中の些細は変化への対応・気づきこそが時代にあったマーケティングには必要なのかもしれませんね。ネタバレにならないように あまり細かいことは書きませんがDiscover Japan、オモシロイので興味のある方はぜひ読んでみてください。
ちなみに筆者はまだ「えんとつ町のプペル」を読んでいません。
外部リンク
大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)
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