2016/12/11の「Mr.サンデー(フジテレビ系列)」、そして2016/12/21の「白熱ライブ ビビット(TBS)」でも、いま話題の新型ウイルス「ランサムウェア」について報道されました。
ミヤネ屋でおなじみの宮根誠司さんがメインキャスターを勤める情報番組ということもあってか、最近はどこの会社に行っても「あぁ、ランサムなんとかね!」「ニュースで見たよ、スマホも感染するんでしょ!?」と、知名度だけは急激にアップしました。
ただ、僕の感覚値ですが、こういった話題を知っている人は既に何かしらのウィルス対策をしている場合が多く、無頓着な方は被害に遭うまで無関心だったりします。実際、僕の知っているだけでもランサムウェアの被害にあっている企業が数10社ありますが、ほとんどが市販のウィルスソフトすら入っていませんでした。
被害者にならないための第一歩は「知ること」です。
ウィルス被害の実態を一緒に学んでいきましょう。
ランサムウェアとは?
ランサムは身代金を意味しており、スマホやパソコン内のデータを人質として金銭を要求する新型ウィルスです。
↓↓↓詳しくはこちらの記事を参照↓↓↓
ランサムウェア被害の実態
ランサムウェアは日本郵政を装ったメールが流行り始めた2015年末頃から急激に拡散し、2016年7~9月には国内検出台数 3万4200台にまで被害が拡大したと言われています。
当初はパソコンの被害がメインでしたが、スマホも被害の対象となったことでネットでも話題になっています。
感染経路について
ウイルスの多くはメールの添付ファイルを経由して侵入すると言われており、不正プログラムの組み込まれた添付ファイルを開くとスマホまたはパソコン内の全データが暗号化されて開けなくなってしまいます。
グルメ情報サイトなど、メール以外の感染経路も確認されています。
ランサムウェアの特徴
上の画像にもある通り、ランサムウェアには冷静な判断を削ぐような巧妙な手口が盛り込まれています。
- 精神的に追い詰める
- 恐怖心を煽る
- 払えそうな金額
スマホ版のランサムウェアでは、不正プログラムがスマホのインカメラ(自撮りカメラ)をバックグラウンドで起動させ、被害者の顔写真を画面上に表示するので、分かっていてもドキッとします。。
予防と対策
スマホでもパソコンでも共通して言えるのは、あやしいデータに手を出さないということが大事です。
- 非公式アプリをダウンロードしない
- あやしい添付ファイルは開かない
それ以外に、適切なウィルス対策をしましょう。ハッキリ言ってウィルス対策をしていても被害に遭うくらいに巧妙化しています。だからといって無関心でいると取り返しのつかないことに成りえます。繰り返しになりますが、まずは「知ること」が大切です!
ウィルスバスターで有名なトレンドマイクロ社のサイトから、無料でパソコンのウィルスチェックを出来るので不安な方は試してみてください。
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ちなみに先日、実家のパソコンで試してみたところ…
ランサムウェアではなかったものの、「トロイの木馬」などのウィルスに見事に感染してました。。
早期発見、早期対策しましょう。
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